2024.01.20 お知らせ
本宿用水世界かんがい施設遺産登録記念ウォーキングを開催しました
昨年11月4日に「世界かんがい施設遺産」に登録された本宿用水。
約500mの隧道(ずいどう、トンネル)と約2kmの用水路は、黄瀬川の水を本宿へ引くために本宿村の農民たちの手で作られ、江戸時代のはじめ頃完成しました。
この水のおかげで本宿でも田んぼや畑ができるようになり、その後420年以上、本宿の住民によって守られ、今でも使われ続けています。
隧道出口部分は、現在は協和キリン株式会社の敷地内となっており、一般は立ち入りできません。
が!今回は登録記念という事で、特別に敷地内の隧道出口や用水路を見せて下さいました。
参加者の皆さんは、本宿用水に興味深々。普段は見る事のできない場所を見学でき、用水路を作った当時の人の技術に想いを馳せ、本宿用水をより深く楽しんで頂けました。
地域の宝である本宿用水を知り、親しみを持つきっかけとなれば幸いです。
ご参加頂いた皆さま、ご協力頂いた協和キリンさん、ありがとうございました。
本宿用水に興味を持った方、見てみたいという方は、ながいずみ観光交流協会へお気軽にお問合せ下さい。